この世界は私が創っている! 創造主は私であ~る!
えっ……。ちょっ……。
セリフだけ聞くと何だか危ない奴、ですね。
しかしスピ好きの人ならかなり聞きなれているセリフだと思います。
“この世界は幻想” で
“創造主は自分” ですよ、と。
この世界は幻想?
この世界は幻想です。言ってみればマトリックス※の世界観です(←これめっちゃ良く言われていますよね)。
この世界は映画と同じだと言っているスピ系の方も多い。
※マトリックス…1999年アメリカ映画。この世は実はコンピューターによって見せられている仮想現実で、実在しないという世界観↓ もうそんなに前の映画だったのね~!
どうにも理解するのは難しいですね。
触ったものの手触り、食べ物の味、好きな音楽、風の匂い、綺麗な青空。
どうしたって、五感の感覚はしっかりとあるわけです。
この世界は幻想と言われても、物質世界は確実に実感として目の前に。
幻想である証拠…というか、この世が結構いいかげんなことの証としては、
「二重スリットの実験」※が良く挙げられます。
↑アニメーションで説明してくれているのでとってもわかりやすい。
この実験、とても興味深いものなのです。
例えば、ドライブしてたまたまある山道を通ったとします。
途中でかなり大きな木が倒れているのを見掛けました。
その木は幹も葉もまだ瑞々しく、つい最近倒れてしまったようです。
さて、ここで問題です。
この木は、もしあなたがここを通りかからなかったとしても、
倒れたのでしょうか。
A. 倒れた
B. 倒れなかった
いやいや。
普通に考えたら、 A. 倒れた ですよね。
だって、普通に考えて、その木が倒れるという現象は、あなたがそこを通りかかる・かからないに関係のない話なのですから。
そうですよね?
普通に考えれば、そうですよね?
しかし。
この二重スリットの実験で出た結果は、“人間が仕掛けた観察機械による観察” という行為が入ったことによって全く違った結果になってしまいました。
ん?
何のことですかって?
ご覧になって頂けた方にはお分かりになって頂けたかもしれないですが、
この二重スリットの実験では、光の正体を突き止めるのが目的だったのです。
誰でも聞いたことのある名だたる学者たちが、
「光は波動だ」
「いや、光は粒子だ」
と、長きに渡って論争を繰り広げていたわけです。
細かなことは、以下の動画に譲るとして(ほんとにこの人凄いわ~!)、
この世の事象は誰かがそこに “注目” するだけで変化する、ということです。
(量子の性質については実験条件に繊細な部分もあるので断言はできませんが)
注目するということは意識するということです。
意識した時にその世界が開ける。
言うなれば、ワールドマップの広いゲームの世界に似ています。
エリアを移動していくと次のエリアが読み込まれて画面に現れるような。
つまり。
あなたが移動した場所はもしかしたら5分前には存在しなかったのかもしれない。それを誰にも証明することはできません。
だから先程の倒木の話にしても、あなたがその山道を通りかからなければ倒れていなかったのかも。
というか、その倒木自体、その山自体が、あなたがそのエリアに到達しなければ存在しないのでは……、という話なのです。
あなたの意識した瞬間に目の前の “現実” は創造される。
あなたが存在しなければ、その現実は存在しない。
科学者の中にはこの世界が高次知的生命に作られたシミュレーション世界であるという人も。
ブッダもこの世は幻だと言っています。
科学の世界でも、宗教の世界でも、似たようなことを言う人が現れる。
不思議ですよね。
カンタンに言っちゃえば、先述した、「何かこの世界って意外といい加減じゃない?」ってことに至る感じでしょうか。
自分が世界を創っている
創造主は自分であるというのは、一体どういうことなのか。
こちらも、この世界が幻想であるというのと同様に、どう理解したらいいのかわからないですよね。
でも一人二人の方ではなく、多くのスピ系の方々が口をそろえて言うのです。
今ある人生は完全に自分が創ったものである、
今ある現実はすべて自分の責任である。
ひとつの宗教で統一されているわけでもないのに、異口同音に。
これはどういうことなのでしょうか。
それって単に因果応報的な話なんでしょうか。
地道に生きている人はしっかりと積み上げるものを積み上げて幸せになれる?
ちゃらんぽらんに生きてる人は蟻とキリギリスばりに堕ちる、的な?
どうやら、そういう話でもないようです。
アファメーションと引き寄せの違和感
では、この世をどうやって創るのでしょうか。
ああ~! まじでお金ザクザク入ってこい!!
と願っていればお金持ちになれるのでしょうか。
普通そんな感じになりますよね。だって願いは正にそれなんですから。
でも、違うんですって。
じゃあ、どうするか。それは、
波動を出す です。
え~? なんのこと、って思いますか?
そうですよね。
「アファメーション」「引き寄せ」などで聞くのはほぼ以下のような感じだと思います。
成功した後のことを考えて考えて、もうそれが現実じゃないとおかしい! くらい考えて。
そうすると願望は実現すると。
うん。これも間違いではないと思います。
でも、これって結構大変なんですよね。余程思い込みの力が強くなければ……。
イメージングもアファメーションも、現実的な問題があったり精神的に落ち込んでいると上手くいかないわけです。
すごく嫌なことがあった日に「私はとてもラッキーですべて順調!」なんてアファメーションはとてもできませんよ。
では、どうすればいいのか。それは、
波動を整える
です。
波動を出す
世の中すべては波動で出来ていて、だから願いを実現させるのも波動を出せばいいだけ。
それでは、波動とはなんでしょうか。
波動とは 気持ち(感情) です。
↑有名スピのakikoさん。波動を出すということをわかりやすく説明してくれています。
(南の島を思い浮かべて) ああ~。波の音が気持ちいい。
冷たくて美味しいお酒を飲みながらリラックスして本を読んでいる。
時間もお金も十分にあるし、楽しみたいだけ楽しめる。
後ろにはゴージャスなスパ付きホテル。すべてが心地いい。
ああ~、楽しい!!もう最高! ←これが出すべき波動(感情)です。
願いを叶えるコツは、すべて先取り ということ。
願いが叶った結果、私こんな気持ちになっちゃったわ~。ああ、楽しい~🎵
という気持ち(波動)を宇宙に送るのです。
こうしてください、ああなりたい、ということではなく、
もう叶った後の気持ちを送るのです。
しかし。叶った後の気持ちを出せと言われても、これもまたビミョーに難しくないですか?
実は、いい波動を出す為には 波動を整える のが大切なのです。
波動を整える
いよいよスピっぽくなってきました。
でも、波動を整える方法というのは実はとても簡単なのです。
akikoさんが言っているように、
安心、ほっとする、リラックスする、好きなことをする、無になる
というのを日々やっていくのです。
映画を観る、好きなお菓子を食べる、ただ眠る、自然の中を歩く、ぼーっとする。
なんでもいいのです。
自分を可愛がる。ひたすら幸せな気持ちを味わうようにするのです。
周りのことに惑わされてきた気持ちが、自分の軸の中心に戻って落ち着いてきます。
まとめ
自分の世界を思う通りに変えて行く方法は、
です。
うまくいったり、いかなかったりありますが、これも日々の訓練が大切です。
自分にとってしあわせな世界を自分で創れるなんてサイコーですよね。
とにかく、とにかく、波動を整えて いきましょう!
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