なんだかいつもイライラさせてくる人、あなたの周りにいますか?
当たり散らしてくる人。
上げ足ばかりとる人。
嫌ないじり方をしてくる人。
ネガティブなことばかり言う人。
上から目線でえらそうなことを言う人。
言う事がネチネチとしつこい人。
立ち上がれないような人格攻撃をしてくる人。
今の事象とは関係ない過去のことを持ち出して攻撃してくる人。
褒めることは一切せず、責めるネタばかり見付けて来る人。
おう……。 書いていてめっちゃ疲れました。
こういうような人、今現在、あなたの周りにいますか?
私にはいました。そして、今も、若干います。
過去にはもれなく周りにいる感じだったので、楽になったっちゃ楽になったのですが、
その “ 若干 ” が一番濃いというか、ラスボスのような感じでもあります。ハハ!
しかし、そんなラスボスがしつこく居る理由。
なぜだと思いますか?
1. あなたが創り出している現実のカラクリ
スピリチュアル的には、世界は自分自身が “すべて” 創っています。
基本的にはあなたの出す 波動 があなたの世界を創っています。
あなた自身が過去に出した波動が、数日(もしくはそれ以上)のタイムラグを経て現実化します。
ですから、目の前に現れた人間や出来事は、ぜ~んぶ自分の波動のせいで出現したといえます。
波動とはつまり、自分が普段から考えていることそのもの。
それはとても単純です。
嫌なことばかり考えていれば嫌な波動に。
いいことばかり考えていればいい波動に。
あなたの波動があなたの周りに波及して、その周波数に見合った現象が起こります。
例えば、あなたが誰かを嫌っていたとしましょう。
仮に ムカオ としましょうか。
ムカオはいつもあなたのやることにケチをつけて、あなたをイライラさせます。
なのであなたはいつもムカオのことをイライラしながら考えてしまう。
ムカオはあなたのミスを目ざとく見付けてはせせら笑います。
あなたが考えていることを話すと常にダメ出しばかり。
あなたはやがてムカオが傍にいるだけで息苦しくなるほどにストレスを感じます。
そうすると更にムカオのことばかりが頭を占める。
“ムカオはどうしていつも嫌なことばかり言うのか”
“またムカオにバカにされるかも”
“ムカオがいるとイライラする”
嫌いな人間と接しなければならないのは本当に苦しいですよね。
考えたくはないけれど、気が付くと、ムカオからやられた嫌なことが頭を占めている。
苦しいのに、消し去りたいのに、考えてしまう。
そしてイライラの波動(フォトン)を放つ。放ちまくる。
イライラの波動は波となってあなたからぶわ~っと放たれていく。
宇宙はそれを受け取る。
そして、
『ああ、こればっか考えてるね。これをやりたいのね、君は』
いつもの素直過ぎる宇宙解釈によって、あなたがムカオから嫌なことをされるという
事象が延々と続くということに。
宇宙的にはあなたの思っていること(願い)を忠実に叶えているということになります。
これが現実を創り出すカラクリなわけです。
あなたの意識は波動となり、それが宇宙へと放たれ、そして現実化されるのです。
2. ムカつく相手が存在するワケ
感情が現実を創るとして、それにしてもどうしてムカつく相手が存在するのでしょうか。
あなたの思い通りに世界は創られるはずなのに、ムカつく相手はいらないですよね。
何かの試練ですか?
宇宙からの嫌がらせですか?
と、思いたくもなります。
とてもいい気分で過ごしていても、ムカつく出来事が起きたり、ムカつく相手と会ったりするのは
どうしてなのでしょうか。
①ゲームのアクセント
ひとつには、ゲームのアクセント としてムカつく相手が存在するということ。
「オイ!」ってなりますが、これは自分で設定してきたものです。
この世界に来る時に地球という星で遊ぶためのゲームシナリオを描いてきます。
サラサラ~っとクリア出来るゲームじゃつまらないので、所々に敵キャラを登場させるのです。
②理想の未来に不可欠なシナリオ
例えば、嫌なことが起きている最中には「ああ~、もうサイアク……!」としか考えられなかったとしても、
それが過ぎ去って後から考えてみれば、あの嫌なことがあったからこうなったのかな、
ということがあります。
例えば、
・凄く好きだった人に振られてしまったが、その後にもっと素敵な人に出会えた
・会社から解雇されてしまったが、その後、本当にやりたかった仕事をできるようになった
・大きな病気をしたが、それを機に周りのすべてに感謝できるようになって
以前よりも健康で楽しい生活ができるようになった
・希望していた学校に落ちてしまったが、滑り止めの学校で親友と呼べる友人ができた
・凄く嫌な人間と関わって苦しんだが、それを機に自分自身を楽に出来る方法を身につけた
などなど。
嫌なことがあった時には、その事象の中に埋没してしまって一生抜け出せないような気分になりますが、
それがなかったら今の自分はなかった、と思えることは皆さんにもたくさんあったのではないでしょうか。
思い出したくないような嫌なこと、長いこと癒えない傷を抱えて苦しんだとしても、
逆にその出来事がものすご~く嫌だったりする方が、
あなたの人生をガラリと変えるような分岐点 になっていたりするのです。
③願望をもっと早く叶えるための『加速装置』
毎日はやるべきことに溢れていて、やりたいことを後回しにしてしまいがちだったりします。
あれもこれもと考えても、忙しさを言い訳にして結局はやらずに過ぎて行く。
そんな時にドカンと起爆剤になるのが、ムカつく相手だったりします。
ムカつく相手からバカにされたり、ムカつく相手から追い詰められたり、
とにかく現状に揺さぶりを掛けてくれたりするのがムカつく相手。
うわぁ~……心の底から腹立つ~ぅ!!!!!
と思うことによって、反骨精神が起きてガンガン行動できたり……ということも。
その当時にはわからなくても、結果的には良い方向へ向かうことに役立ってくれたりするのです。
ムカつく相手は、あなたの目標達成への “加速装置” というわけ。
結果的には、「ありがとう! ムカつく相手!」
3. 思い出そう ~すべては自分が創っている~
日常を忙しく過ごしていると目の前のことに精一杯になって、
“世界は自分が創っている” ということをすっかり忘れてしまいます。
特に嫌なことがあると、どっぷりと現実の事象にはまり込んでしまいますよね。
でも、この出来事も、あのムカつく奴も、
あなたがあなたのゲームを盛り上げるただのアクセント に過ぎないのです。
つまりは脇役。ただのモブです。
主役はあなたであり、どいつもこいつも、あなたの世界を面白くするために登場してきます。
「いや、まじでいらないんすけど」
という思いはどうしようもなく溢れて来ますが、実は 役目を終えたモブは消えてゆきます。
存在自体があなたの人生から物理的に遠くなる、消える。
もしくは全く性質を変えて別人のようになったりもするのです。
ロープレでもそうですが、以前は強敵だったものが、こっちがレベルを上げると
ワンパンで消える可愛いものになったりしますよね。もはや敵でさえない。
あなたが成長してワールドを移行していくと、その敵に遭遇さえしなくなる。
私たちが次元上昇してパラレルワールドを移行することによって、
この現実世界(という自分が創っている世界)でも
ゲームと全く同じようなことが起きるということなのです。
4. まとめ
ムカつく相手。
人生には必ず登場し、あなたを悩ませる困りものだというのは事実です。
しかしあなたがあなたの人生の主人公で、あなたの世界はすべてコントロール可能。
ムカつく相手はあなたの人生を彩り豊かにするただの脇役であるということを忘れないでください。
ムカつく相手はあなたの為に存在し、あなたのゲームを盛り上げてくれる重要な存在ということも。
(嫌であるということには変わりないですが)
あなたがムカつく相手の登場するワールドをクリアすれば、自然に出現率が下がり、
やがて彼らはあなたの世界から消えていきます。
あなたがあなたの世界を創っているということをしっかりと認識すれば、
クリアですよ!
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