こんにちは。
みなさん、楽しく美しく正しく生きていますか?
微塵の穢れ(けがれ)もなく、清廉潔白ポジティブシンキング、常に愛と美に包まれ
「ああ~、しあわせ~、世の中も人々もサイコー~(キラン)」
って感じで生きてますか?
……そう生きられたら苦労しないよ~……。
えっ。何ですって?
あなたは今楽しく生きていない?
なになに。
誰かのせいであなたは現在不幸だというのですか。
あなたはどうなりたいのですか。
しあわせになりたいんですよね。
でもあなたのしあわせを阻む誰かがいて、その人のせいであなたはしあわせにはなれないと。
では、どうしましょうか。
え?
あいつの不幸を宇宙にオーダーする、ですって?
いやいや。
……うん? そんなことって出来るんですか?
あいつが憎い
哀しいですが、平和にばかりは生きられないのが人間社会です。
この3次元では特に重い周波数にならざるを得ない出来事が次から次へと起きたりします。
実際、あり得ないような戦争が起きたりするようなこの世界。
日常にどんよりな案件がゴロゴロ転がっていたりします。
その中でも人間関係がその最たるものではないでしょうか。
例えば、
・道でいきなりぶつかってこられて「チッ!」と舌打ちされる
・電車で足を踏んできたのに謝罪もなし
・並んでいる列に割り込んでくる
といったような小さなことから、
・毎回シカトしてくる同僚
・陰口をたたいて陥れようとしてくる友人
・いつもイヤミをぶつけてくるネチネチ上司
といったような、どうしても関わらないといけない人間の場合は地獄です。
うう~、私がこんなに辛いのはあいつのせいだ。
あいつさえいなければ平和になるのに。
あいつ病気になってくれないかな。
不幸な目に遭えばいいのに!
白昼夢で憎い相手の不幸を願う。
微に入り細に入り、相手が不幸になる様をイメージングして呪いに呪う。
あまりにも相手が憎いとそんなことをするぐらいまで追いつめられることもあるのではないでしょうか。
えっ? ない?
ない方は大丈夫!静かにページを閉じてください。
でもこのタイトルを見付けて開いたということは、多少なりとも覚えがある方ではないでしょうか。
さあ、呪おう!
じゃあ、呪いましょう。
だってむかつくじゃないですか。
こっちは何をした覚えもないのに害なしてくる相手。
宇宙へ呪いのオーダーを!
仕事で失敗して怒られて怒りで真っ赤になってるあいつ。
すれ違いざまにチンピラに絡まれてボコボコにされるあいつ。
酷い下痢になって人前で粗相してしまうあいつ。
どうですかっ。
いい気味ですよね。
むかつきますもんねえ。
ざまあみろ、ですよね~。
それで呪いが成就されたら、ゲラゲラ笑ってめっちゃハッピーですわ!!
引き寄せの法則でも強くイメージして願うと叶うというのがあります。
リアルにそのシーンを思い描いて、何度も何度もイメージングをすると叶うと。
では。
何度も相手が苦しむシーンを思い描きましょう。
相手が打ちひしがれて泣き崩れているシーン、
相手がぐちゃぐちゃになって悶え苦しむシーンを。
出来るだけリアルに。
目の前で起こっているように。
どうでしょうか?
みなさんだったらどういう心境になりますかね?
スカッとしますか?
気分爽快になりますか?
呪いまくった結果
かくいう私もかなり長い間ある人のことが嫌で嫌で、
自分の環境が嫌で嫌でたまらなくて、
毎日鬱々としながら嫌いな相手のことを恨みまくっていました。
それはもう、取り憑かれたように。
悲惨な死に方をされるとそれはそれで何だか怖い気もしていたので、正月にのどに餅を詰まらせて死ぬ、というのが何だかのんびり(?)した感じでいいかもと思っていました。
それでも人の死を願うことには変わりはないのですが。
私は当時その状況を、
・人のせい
・環境のせい
にしていました。
自分の不幸は外側からやって来る(=幸せも外側からやって来る)
そう考えていました。
自分自身とは向き合わずに自分の外側を恨みまくった結果私がどうなったか。
病気になりました。
どこの病気になったでしょうか。
自明の理とでもいいますか、心臓系ですね(正しくは循環器系)。
ハートチャクラがやられてしまったわけです。
もともと不整脈があったりしてその兆候はあったのですが、がんがん重くなっていきました。
5~6年の長きに渡って恨み続けた結果でした (長っ。怖っ💦)。
入院しては手術して、再発して。根治状態になるまでに大きな手術を3回。
現時点では再発もなく過ごしていますが、当時は、死ぬかもしれないな~とは感じてましたね。
心臓の手術だったので、やはり少し怖かったですし。
ハートチャクラは 他人への許容、愛、平和、調和 などがテーマですが、
な、なにひとつ出来てねえ。
そりゃあ病気にもなりますわ。
どうしてそこが病気になったかですって?
それ(他人への許容、愛、平和、調和)が足りないよ、
ということでそこが病気になったのだと思います。
どうして呪いのオーダーは届かないの?
ここで疑問が残ります。
え? どうして私?
あれだけ相手の不幸を願い続けたというのに、相手ではなく何故に自分が病気になる?
変ですよね。願った結果ではありません。
あんなに呪って相手の不幸を願ったというのに。(←怖い、ほんと 汗)
しかしその理由はカンタンです。
理由は2つあります。
まず1つ目。
重いんですよ、波動が。
引き寄せの基本は「波動を軽く」ですよね。
しかしネガティブな事を願っていると波動はどこまでもどこまでも重くなってしまう。
そうですよね。
「あいつ、まじで〇ネ……」 なんて思ってる波動が軽いわけない。
そんな波動は宇宙に昇ろうにも昇れません。
その重~い波動は澱のように溜まりまくって、チャクラを詰まらせて、結局は自分の身体に不調を起こさせてしまいました。
心と身体はひとつです。
心がいつも呪いでいっぱいの不健全な状態でいると、身体も不健康になってしまうのです。
人を呪わば穴二つ ですね。
日々人を呪うというのは “執着” に他なりませんしね。
手離しの観点からも、も~、全然ダメ。
そして2つ目。
負のアファメーションです。
ずっと、
「ちくしょう、あいつ、むかつく、まじで〇ネ!」
「なんであいつはあんな奴なんだ。あいつが憎い」
そう思い続けることによって、宇宙がそれをちゃんと聞いているわけです。
『ああ、またこれ? ずっとこればっかやってるね。これをずっとやりたいのね』
『じゃああいつがあんな奴で、あいつに〇んで欲しいと思ってるこの現実をキープオンでいこうか!』
そうして “あいつを憎み続ける自分” という現実 が延々と続く無間地獄になるわけです。
そして3つ目。
これこそが宇宙の法則になりますが、
『あなたは私。私はあなた』
ということ。
わたしたちはもともとのソースエネルギーから分かれて、小さく小さく分裂した魂です。
大もとは同じ大きな魂でした。
いろいろな経験がしたくて分裂して今の人格になってみただけです。
他人を憎み不幸を願うこと。
それはすなわち自分を憎み自分の不幸を願うのと同じことです。
すべては自分。
自分はすべて。
憎い相手と自分はイコールの存在ですが、役割を分担して、
『嫌なあいつを登場させて、こういう感情体験をして』
と自分でプログラムして経験しています。
実際本当に自分のプログラムにイライラして絶望したりしますよね。こんなこと設定してないんだけど! と思いますよね。このエゴの声に惑わされること込みでの壮大なゲーム体験をしているのですね。
でも結局嫌なあいつはもともとは同じものです(信じたくない相手はいますが)。
この世は自作自演。自分で創っているのです。
だから、呪いは自分に返ってくるというわけなのです。
自分を呪っているわけですからね。
呪いは宇宙にオーダーできるのか ~まとめ~
結果的には 呪いを宇宙にオーダーしても思ったような結果は得られないのですね。
それどころか、呪うという意識を持ち続けることによって更にその状況がずっと続くという、正に地獄状態になるということ。
相手に対する憎しみを持ち続けるのは本当に苦しく辛いことです。
でもその気持ちを何度も何度も噛みしめるのは完全にアウトです。
地獄続くし。
病気になるしね。
ば~~~~ぁぁぁぁか!!てめ、まじで〇ネ!!
の後はもうきっぱり切り替えるようにしましょう。
私の場合は、瞑想タイムに入ってその相手の存在感の比重を変えるイメージしてますね。
そんなに関わらなくても支障がない人の場合
→ ふっと吹いてどこかに飛んでっちゃうイメージ
嫌だけど関りを持たなければならない人の場合
→ その人の姿が半透明になるイメージ
その人のことを強く意識するからそれが意図になってしまい、その人と強烈に関わってしまうんだろうなと思うので、とりあえず自分の世界の中でのその人の存在を薄~くするのです。
これは割と効果ありましたよ。
当社比的な感じにしかなりませんが、会う頻度が減ったり、近くにいても話す機会がなくなったり。ちょっとびっくりしたのは本当に引っ越して行ってしまった人がいること。ま、偶然かもしれませんがね。はは。
逆に凄く嫌だったのに、改めて会ってみたら相手がフツーの話が出来る人って感じになってました。
要は気の持ちようってことですかね!
とにかく恨み憎しみの波動は持ち続けていても百害あって一利なし、ですよ。
風の時代ですから、明るく、軽くいこう!
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