2017年なので大分前の出来事ではあるのですが。
スピ系の方々には衝撃の走った、ドリーン・バーチューさんの引退?宣言。
ドリーン・バーチューさんとは、エンジェルナンバーやオラクルカードなどでとっても有名な、スピ系にとっては知る人ぞ知る第一人者。
エンジェルカードリーダー認定コースなるものもあって、それを修了された方々も世界中にたくさんいらっしゃいます。
その人が、
天使はいない、実は天使のふりをした悪魔のメッセージだった とか、
エンジェルナンバーなんぞは聖書にはないのでカードを燃やして とか、
占いは聖書でダメと言っているからやってはいけない とか言い始めてしまったから
さあ大変。
何だかダメ事項がやたらあったので、正確にはどう言っているかというのはぶっちゃけそこまで定かではないのですが、販売したカードを燃やせというのは穏やかではありませんね。
何故こうなったのかはドリーンさん本人も動画で説明されています↓
ドリーンさん キリスト教に電撃改宗
2017年の1月7日にイエス・キリストと会ってしまったという神秘体験が発端ということですね。
それからひと月も経たない内にキリスト教に改宗して、完全にキリスト一本!ということになったのですって。
相当強烈な体験をしたんだと思います。
まあ、別では天使の存在自体を完全否定しているわけではなく、天使の導きによってキリストに出会えたみたいなことをおっしゃっているらしく……どっちやねん!(でも、ちょっと嬉しい♬)
確かにスピ的なことを信じている人の中には、低級霊にからかわれて……という事もあると思います。
見えざる者と交信したら、もう大興奮間違いなしですもんね。
それに、彼女がどれだけ影響力があったかなかったかは置いておいて、彼女の信条が変わってしまったのは、それも彼女の選択ですので仕方ないことです。
ただ、彼女の数本の動画を観て思ったのは、すご~く真面目というか、何事にものめり込んでしまう人なんだなと(だからこそガンガン本出したりカード出したり認定云々やられたんでしょうけど)。
信じ過ぎると硬くなる
変化後の彼女(変化前の彼女は知りませんが)が切々とキリストと聖書について語る動画を観ながら、そしてそれに対してコメントしている人たち(恐らくキリスト信者とか?)のコメントなどを拝見しました。
そして私が思ったのは、
重い、硬い、枠がきっつい
です。
何でこう思っちゃったのかは、それもまた仕方ないですよね。私の感覚ですから。
コメントの中に、「キリスト教は宗教ではありません。愛です」というのがあったのですが、そこで書かれているコメントの数々は、枠がガチガチで排他的な感じで。
これぞ THE・宗教では?と思ったのですが。
私はそもそも一神教が理解できません。
他の宗教や神様を否定する人も意味がわかりません。
一神教のような、同じ信者以外を認めないような宗教は太古の昔から戦争の原因になることもすごく多いし、人間を分断させるものと言っても過言ではないというか。私見ですが。
田舎でクリスチャンに絡まれたあの日
思い出すのは、アメリカの片田舎でクリスチャンに突然話しかけられた時のこと。
どっから来たんだ、とか他愛ない会話していたら、
“神を信じるか?” と言われ。
当然キリストのことです。私はメンドクサクなってブッダを信じる(ウソです。でも家に仏壇あるし)と言ったら、そのクリスチャンの態度が豹変。
“ブッダが何をした? ジーザスはこの世界を創ったんだぞ?”
くっそメンドー。だから、誰がそれを証明できるの? と言ったら、
“聖書を読め!”
答えになってなくない? それに人の信じている神様を否定するようなセリフってどうなの。
まあ、アセンデッドマスターからしたらこんなやりとり笑っちゃいますよね。
別にキリストやブッダに反感はないですよ。
もともと自由だった観念に枠を付ける人間に反感があるだけ なのです。
信じる者は救われると言いますが、信じすぎると救われるどころかガッチガチに硬くなるのではと感じています。
自由で美しい日本
日本人は無宗教で、神の存在を信じない人ばかりと世界では思われているみたいですが、
そういう いわゆるゴッド!! みたいな枠が希薄なのが日本なのだと思います。
お正月は神社に行って(神教)、結婚式は教会でやって(キリスト教)、お葬式はお寺でやって(仏教)、なんてのが当たり前の日本。
色々な価値観を柔軟に受け入れて自分たちのものにしてしまう。
やわらか~い感じですよね。
強いて言えば、神様は自然の中にあるという気がします。
日本人ならこういう感覚をわかる人は多いのではないでしょうか。八百万の神々、という感覚。
空や海、山や川、風や緑。そういった中に見えざるものの存在を感じて自然に敬っているのが日本人なのだと思います。
日本は自由で美しい国だな~。本当にこの国に生まれて良かったな~と思います。
天使はいるの、いないの?
天使がいるかいないかは、ドリーンさんがああなってしまってからはちょっとビミョーという方も多いのでは。
実は私もエンジェルナンバーが気になって気になって、車のナンバーは逐一チェックしちゃうくらい。
始めは何度も同じナンバーを見るのが不思議で、ネットで “同じナンバーを何度も見る” などで検索していたらエンジェルナンバーの存在が出て来たって感じです。
楽しくやっているうちにドリーンさんのことを知りました。そして、知ってからほどなくドリーンさんの衝撃発言にも行き着きました。
自分でも思いがけず、ジワジワくるボディブローのようなショック。
ええ~! 第一人者が完全否定してるわ~……。 世界の端っこがカラカラッと欠けたような気分に。
天使の勉強を始めていたのも大きかった。
大天使ミカエルのエーテルコードカットは既に日常業務になってきているところでしたし。
1週間くらいスピ系のワークもやる気が起きず、虚無感が。
他の大好きなスピ系の人たちの言葉もすんなりとは入らなくなってしまいました。
でも気付いたんですよね。
や、突き詰めたわけではなく何となくですけど。
天使がいるいないで「え~っ!」って揺らぐのって、神様いるいないで争う人と同じ硬さじゃないかと。
私は宇宙存在というのを信じていますが、そもそも宇宙自体本当にあるのかって話になります。
だって、テレビとか写真でしか見たことないし。
地球から出てこの目で宇宙を見たことないし。
さらに言うと、ここは本当に地球なのかって話になります。
地球ですよと言われているだけで、ここが地球だなんてどうやって証明するのか。
そう考えると、三次元の物質として目に見えて手に取って触って存在を(五感で)確認できる…というものじゃないとその存在は認められないということになります。
でも、それはおかしいですよね。
コロナウイルスだって目に見えないものですよね。でもみんな信じてますよね。たかだかニュースやネットの情報だけで。
だったら天使の存在を信じないっていうのも「え~、なんで?」って話です。
というかこれ自体3次元的な考え方であって、もう「我思う故に我あり」的な世界かなと。
その人が信じたものがその人の創り出す世界なのだということが、改めて自分の中で腑に落ちました。
瞑想中に見えたもの
天使はやっぱいる、というか、いるいないは自分で感じるもので判断しよう。
瞑想を再開して(そんな真面目に毎日やったりはしてませんが)、いつものように音楽を聴きながら目を瞑っていた時に瞼の裏に不思議な模様が見えました。
レース模様? 花のような形のもの。
気になって色々調べていたら、どうやら神聖幾何学※ の中にある「メタトロンキューブ」というものに似ていました。
↓こういうの
実際に見た模様は、全体的に薄くレースのようなきれいな模様が入っていて、
美しい感じでした。
更に。
メタトロン?何か聞いたことある気がするな~、と思ったら、
「大天使メタトロンの図形」ということでした!
大天使メタトロンは、子供を守りサポートしてくれる大天使。
このところ我が子がお友達といざこざがあって私も悩んでいたんですが、それもあって出てきてくれたのかなと。
しっかり呼んで、子供のサポートをお願いしました。
※
※神聖幾何学……幾何学自体は図形や空間の性質を研究する数学の分野ですが、神聖幾何学は花の形や雪の結晶のように、自然の中に存在する規則正しい模様のこと。どうしてこんなに規則的で美しい形をしているのか不思議!
その後、一日に何回も同じエンジェルナンバーを見たり、数日に渡ってず~っと同じぞろ目のエンジェルナンバーを見たりして。偶然そんなに連続で同じナンバーとか見ないじゃん?
「天使絶対いるわ~!」
と思いました。
随分と物議になったドリーさんの一件でしたが、私は自分なりに確信めいた感覚を持てたので、これからも天使の存在を信じてワークも続けていきたいなと思います。
やはり、信じるものは救われる?(でも人に押し付けちゃダメだよ)
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