新型コロナウイルスと幼稚園謝恩会。

時事

2月ももうすぐ終わりなろうとしています。

梅の花が咲き誇り、目にも眩しい美しい姿があちこちに見られます。

全国の幼稚園ではきっと、たくさんのお母さんたちが謝恩会の準備に大奮闘していることかと思います。

一年間ずっと子供たちの晴れの日に向けて、お互いのアイデアを出し合って、馬鹿馬鹿しくもなおざりには出来ない色々な取り決め事に従いながらも、新しい何かを作り出そうと努力をし、些末なことまであれこれと悩んで話し合ったりしながらやってきた事でしょう。 家事や育児、仕事などとの折り合いを付けながら、時にへとへとになってやってきた数か月。気が付けば、日差しも暖かく感じられる日がちらほら。

もうすぐ春がやってきます。お母さんたちの努力が実を結ぶ時。子供たちの晴れ舞台はもうすぐです。

そこに、信じられない不安な知らせがやってきました。

「武漢肺炎」改め「新型コロナウイルス(COVID-19)」の日本上陸です。

1月の半ば辺りからちらほらと噂は耳にしていましたが、ごく一部の現地(武漢)への渡航歴のある人や、こちらに旅行に来た現地からの人々が感染していたという話で、濃厚接触さえなければまあ大丈夫かなという程度に思っていました。

その認識が覆るのには時間はかかりませんでした。

つい先日ママ友数人からあるクリニックの入口に貼られた貼り紙の写真(同じ写真)が回ってきて、その内容が衝撃的なものでした。 以下はその貼り紙の内容全文です。

『患者さまへのご報告とお願い 昨日夕方に今月当院に来院された患者さまの一人が新型コロナウイルスに感染していた事が分かりました。現時点では私を含め対応したスタッフ一同に感染を示唆する所見はありません。保健所には待合室などで接触した可能性のある患者さまのリストを提出してあります。クリニック休診の指示は保健所より無く診療継続も可能ですが、我々スタッフの健康観察期間となる2月27日までは通常診療は中止とさせて頂き、お薬が足りなくなってしまう患者さまに対しては処方箋を発行させていただきます。受付でお声がけください。感染患者様との接触歴のない受付スタッフが対応させていただきます。ご心配、ご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんが宜しくお願い致します。 〇〇クリニック 院長』  ※原文ママ

この写真の次に来た文章にはうちの最寄駅の名前が書いてありました。

急いでこのクリニックの場所を調べると、うちの最寄駅から本当に近いクリニックで、子供のかかり付けの歯医者さんからは徒歩1分(!)といったところでしょうか。私を含めて家族にはこのクリニックへの来院歴はなく、なんとなく病院的なものがあるな~くらいの認識だったのですが。

子供を歯医者さんへ連れて行く時にチャリかっ飛ばして通り過ぎてました。毎週目の前を通ってました。

「こ、こわい……」 他のママたちも騒然です。心配の声があちらこちらから上がってきます。子供を含め誰しもが外部と接触をしていない人はいないのです。もしかしたらあの時、もしかしたらあの場所で、ひょっとしたら……とあれこれ考えてしまいます。買い物にもマスク無しで行っていました。先週末もしっかりお出掛けしていました。

落ち着かない気持ちでネットを検索します。 現時点ではお年寄りの重症化が目立ちますが、子供には重傷者はいないようです。日本では横浜のクルーズ船の患者数を抜けば感染者数はまだそこそこといったところ。致死率も0.2%ということで、感染力は尋常ではありませんがSARSなどよりも重症化はしないということ。

(この「ダイヤモンド・プリンセス号」はイギリスの船籍で船会社はアメリカということですね。日本人が1300人以上で乗客数としては最多ということで入港拒否などはしなかったのでしょうか。とある日本の新聞社などがクルーズ船の人数もカウントして日本の総患者数として騒いでいるようですが、それでは折角受け入れて、食事や物資などを提供した日本がまるで馬鹿を見るようです。こういった偏向報道はいい加減にして欲しいですね。イギリスの船籍なのですからイギリスの領土ということなので治外法権です。イギリスはそれを棚に上げて日本政府の対策に文句を付けているようですが、どういうつもりなんでしょうかね。)

近隣でもインフルエンザで学級閉鎖というのは聞きましたが現在は閉鎖も解除されており問題なさそうです。新型コロナウイルスは中国が人為的に作った生物兵器であり、罹患して回復しても免疫は獲得出来ないというのを見ました。怖すぎる……。でもインフルエンザだって予防接種したのに罹患したこともあるし、逆にふらふら出回ってていても罹患しなかったりもする。 つまり、かかる時はかかる。かからない時はかからない。じゃないか?

(※現時点(2月25日)での見解では普通のインフルエンザと同じような経過を辿り、多くの人間が免疫を獲得すればいずれ消失するということです)

そして明日は幼稚園最後の遠足が控えています。折悪しく、ではありますが、子供たちにとっては仲良しの幼稚園のお友達との最後の遠足です。絶対行かせてあげたい! 幼稚園でも先生方が今回のニュースを聞きつけ右往左往していらしたようです。メールでのお知らせで、結果的には開催することになったとのこと。心配はありますが、あまりに神経質になっても仕方がありません。これでダメだということになってしまえば、いよいよ謝恩会・卒園式は危ういということになってしまいそうです。 手洗い・うがいでコツコツウイルスを防いで、よく寝て、よく食べて、体力を付けて立ち向かうしかありません。

ということで、今日も謝恩会の打ち合わせをメールでやりとりしながら、みな笑顔で無事に卒園の日を迎えることを信じていこうと思います。 幼稚園の桜は可愛らしいつぼみをたくさん付けて、子供たち(とママたち)の晴の日を今か今かと待っているようです。みんな、頑張ろう!

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