実際にやってみた!セカンドオピニオン【体験談】~その4~

不整脈

 

実際にやってみた!セカンドオピニオン【体験談】~その3~ のつづきです。

 

 

《目次》

1.正しいセカンドオピニオンの流れ(結局王道)

2.主治医に相談しないでセカンドオピニオンを受けたい

 ・主治医を通さない場合のデメリット

3.「相談センター」に相談だ!

 

催奇形性にさわりがある『抗凝固薬』を「一生」服用しなければならない、

という突然のノーマル先生の宣告に、反旗(?)をひるがえす方向へと

舵を切った私ですが……。

 

いざ、セカンドオピニオンしちゃおうかな、と思うと、

実際にクリアしなければならないことがザクザク出て来て

尻込みをしてしまいました。

 

ネットで調べても、病院関係者が著す情報ばかりで、

“セカンドオピニオンの正しいやり方”

ばかりが載っていて、実際にやったことのある人の体験談とかは

あるにはあるのですが、ちょっとタイプが違うというか……。

 

 

1.正しいセカンドオピニオンの流れ

 

1.正しいセカンドオピニオンの流れ(結局王道)

 

詳しいやり方は病院のページに腐るほど書いてあるのでサラッと言いますと、

結局、主治医の先生を通さないと話にならないってことですね。

 

主治医にセカンドオピニオンを申し出て

他の医師への「紹介状」および「診療情報提供書」を手に入れて

別の医師に相談

得られたセカンドオピニオンを主治医にキックバック

 

ここまでがざっくりとした一連の流れになります。

 

 

でも、いきなりのっけから嫌じゃないですか?

主治医にセカンドオピニオンを切り出すのって……。

最後に主治医へセカンドオピニオンの情報をキックバックするのも鬱。

 

病院のページには、

「セカンドオピニオンは患者さんの当然の権利です。

それを切り出されて嫌な顔をする医者は今時いません

みたいなこと書いてあるけれど、そんなわけないじゃん。

 

もう一度言う。そんなわけねーじゃん……

 

いわば、自分の仕事にケチつけられてるんだから、

セカンドオピニオンなんて切り出されたら、

心中穏やかならざるものは多分にあるはずです。

 

別にケンカしたくてやってるわけじゃないのですが、

どうしても和やかに進められるような気がしない。

 

気が小さいので、胃が痛くなってしまいます。

 

ネットで検索! 誰か、主治医をスルーして、

無事にセカンドオピニオンを受けられた♪って人いませんか……?

 

 

2.主治医に相談しないでセカンドオピニオンを受けたい

2.主治医に相談しないでセカンドオピニオンを
 受けたい

 

これ一所懸命調べました。

出来れば知らないところでちゃちゃっと終わらせたい。

 

けれどこちらも問題はあるんですね。

主治医を通さない場合のデメリット

主治医を通さない場合のデメリット

①まず、主治医の「紹介状」なしにはセカンドオピニオンは受け付けてもらえない

②やってくれたとしても、診療情報がないので、患者の話からの推測での診断になる

③モンスターペイシェント扱いされて、懐疑的な態度を取られる可能性

④同じ診療科の医者は学会やらなんらやで繋がっているので、
 結局は医者は医者の言うことを信用しがち

⑤もし診療情報なしでセカンドオピニオンを受けられたとしても、
 患者(私)からの情報のみの判断となるので有益な助言は得られない可能性

⑤もうバッサリ現病院との関係を切って、転院覚悟で臨んだとしても、
 診療記録もないので、結局は現病院から情報を取り寄せる手間は発生する

⑥転院したら、初めから全て検査される可能性は高いので、お金もまたかかる

 

結局、別の医師にセカンドオピニオンを頼んだとしても

診療情報がなければ話は進まないのです。

私のように前主治医に依頼した場合でも、やはり現時点での診療情報が

なければ、依頼された医師も困ったことになってしまうというわけです。

面倒な患者、って感じですね。

つまり、こそこそやろうにもやれないってお話でございます。

結局は主治医ノーマル先生を倒して(?)から次のステージに進むのが、

一番の早道でありました。

 

でも、でも、やっぱり嫌だ~。

そこで必死で調べて辿り着いたのが、各病院に設置されている

「医療相談センター」の存在。

 

3.「相談センター」に相談だ!

3.「医療相談センター」に相談だ!

医療相談センターは、各病院で多少の名称の違いはあれ、

病院と患者との間をつないでくれたり、相談内容によっては外部機関とも連携を

とってくれたりもする機関で、診療方針などを相談できるというのです。

おおっ? ここならもしかして主治医との間にワンクッション挟んで

くれるんじゃないの?!

期待に胸をぱんぱんにしながらさっそく電話。

相談に乗ってくださったのは若い男性の方でした。

大丈夫かな~(←偏見)と思いながら話を進めていくと、

知識も経験も豊富な方といった印象で、安心してお話させて

もらいました。

さらっと話そうと思っていたのですが、さすが相談員の方。

話を聞くのも引き出すのも上手くて、結局はほぼ赤裸々に現状を

話させていただきましたよ。プロはすごいね。

私としては、ジニアス先生は前の主治医だったし同じ系列病院の医師なので、

もしかしたらさらっと診療情報を渡してくれる手筈をつけてもらえるかも、

なんて期待をしていたのです。が。

前主治医で同じ系列病院だとはいえ、別病院の扱いになるそうなのです。

結局は、主治医を通さないと話は進まないということでした。

げ~。やっぱそれか。

やはり、ノーマル先生を倒して(←もはや敵)進むしかないようです。

……ガクッ。

 

実際にやってみた!セカンドオピニオン【体験談】~その5~ へつづく

 

 

関連記事:実際にやってみた!セカンドオピニオン【体験談】~その1~

関連記事:実際にやってみた!セカンドオピニオン【体験談】~その2~

関連記事:実際にやってみた!セカンドオピニオン【体験談】~その3~

 

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