あけましておめでとうございます。
空気がピンと冷たく張りつめて、冬も本格的になりましたね。
コロナ禍が世界を席巻してから久しいですが、そのせいでレジャーの幅は狭められてきましたよね~。ほんと。
何の気なくどこかへ出掛けるということが難しくなりました。
外食ダメ。
遠出ダメ。
観光ダメ。
ささやかな息抜きの為の “外出” は害悪のイメージにさえなりました。
これには、特にお子さんがいる家庭はかなり苦戦しているのではないでしょうか。
空気の流入が少ないので室内遊びはちょっと難しい。
不特定多数の人が集まる行楽地や観光地は何か心配。
電車で遠出とかやばい気がする。
飛行機で国内を行き来なんてとんでもない。
家に籠るのも限界がある。
でも、遊びたいし息抜きしたいし。
じゃあ、どうすりゃいいのよ。ですよね。
そこで昨年爆発的に増加したのが、
・BBQ
・キャンプ
の人口です。
★外だから空気の停滞なし
★移動は車なので公共交通機関を使うリスクがない
★自然の中で思い切り楽しめる
★椅子のレイアウトも広くとれるので、少人数ならお友達とも会える
★いわゆる “ 3密(密閉・密集・密接)” ではないので罪悪感が薄い
という感じでしょうかね。
かくいう我が家は、以前からキャンプやBBQを楽しんできたのですが、
いや~、やっぱりキャンプ行きたいですよね。
自粛ムードは常に付きまとっていますので
・家族だけで車で行く
・お隣と広~~く距離を取れる場所
というのを心掛けます。場所選びは重要です。
さて、そんな中、この年末年始も家族キャンプをこじんまりとしてきました。
大型テントなのでテントロープを張ることも考えてかなり広い場所取りに。
(他のキャンパーもかなり豪勢に場所取りをしていました。こういう時勢なので
この距離感はとっても重要ですね)
でもさ、冬のキャンプって、ほんと~うぅに自然との闘いなんですよね。
そう、「寒さ」です。
寒い!! 寒いんだよぅ……!!
食べ物なんてほぼほぼどうでもいい。何ならお湯沸かしてカップラーメンとかでも
いいんじゃないか、くらいどうでもいい。
でも、寒かったらとてもキャンプを楽しんでなんぞいられません。
特に12月から2月までの間は、寒さとの闘いを制した者が勝者(?)になると言っても
過言ではないのです。
今日は、今までの経験と失敗を踏まえて、冬キャンに絶対必要だと思った品々をご紹介します。
特に女性は下半身がまじ大事です。冷やしたらダメージでかいですよ。
①トンネルテント(かまぼこ型テント)
今回購入して素晴らしい働きをしたのは、トンネルテントです。
“シェルター” とも呼ばれています。ほんとにシェルターっぽい。一番奥が寝室にあたるインナーテント部分。
手前がリビングになりますが、天地左右とっても余裕があって、贅沢気分でのんびりできますよ。
このテントは以前から目を付けていたのですが、実際にショップで実物を見てズガン!ときてしまいました。
広い・高い
店頭展示されていた実物を前にしての感想。
なにこれ、ひ、広い~!! 奥行ハンパね~!!
普段そこまで興味を示さない我が子も、テントの中に入るやいなや、
「これ買おうよ~!」ですわ。
きゃっきゃきゃっきゃですわ。
本当に広いんですよ。
天地にゆとりがあって、大人でも(すごい長身じゃない限り)立って移動は余裕です。
かまぼこテントの中に寝室となるインナーテントを張るんですが、このテントももちろん天地があるので、中で着替えをするのが立ったままで出来るんです。身をかがめずに着替えが出来るってかなり楽なんですよね。これって、結構なポイントです。
それに、お子さんが小さい場合は特に便利な作りなのです。
インナーテント(寝室)は、トンネルの一番奥に配置される感じなのですが、手前のリビングスペース(マックス大人5~6人がテーブルを囲んで座れる広さ)で大人はゆったりくつろいで、子供は奥のインナーテントの中で好きにゴロゴロしたり、ゲームやったり、寝たり出来ます。
インナーテントイメージ
風が当たらない・暖か~い
子供の避難場所を独立テントにした場合、寒い日は入り口を閉めないと厳しいですよね。
テントの入り口が閉まってるとちょいちょい気になって見に行ったりしないとですが、
トンネルテントでは子供が暖かいインナーテントで過ごしている様子が常に視界に入るので安心です。子供も親が目の前にいるのでリラックス出来ます。
乳幼児がいる場合にも本当に便利。
トンネルの入り口を閉めてしまえば日中は(晴れていれば)ストーブなんてなくても本当にぽかぽかなので、リビングも寝室もひと繋がりのトンネル内では、気軽におむつ替えや授乳などもOK。
何ていうか、家の一部がそっくり移動してきたような感じとでもいいましょうか。
今まで色んなテントを試してきて、それぞれにいい所があったりしましたが、
ここまでの安心感を与えてくれたのはこのテントが初めてでした。
設営・撤収が簡単
これ!ここもツボですね。
実はタープの設営でさえもの凄い苦戦するので(不器用夫婦)、テントもなるべく設営が簡単なもの、というのが我が家には重要です。
正直トンネルテントは、一目惚れという感じだったので設営に関してはよく考えていなかったんですが、この点でも合格点でした。
①テントを縦横位置を決めて地面に配置
②ポール4本を組み立ててテントに等間隔で通す
③トンネル前後をテントロープでテンション貼る&ペグダウン
④後はテント周りをペグダウンする
⑤インナーテントを設置
1回目からそんなに苦労しませんでした。簡単なんですよね。作りがシンプル!
撤収は2人でやるとそこまで苦労しません。強いて言えばテントの布面積が凄く大きいので、きちんと折るのがちょっとだけ大変かな。でも、それも2人でやればそんなに問題ではありません。
あと、普通のテントやタープって収納袋がピッチリサイズなことが多くてなかなかしまい辛かったりするのですが、このテントの袋は結構伸縮性があって、きちきちに畳まなくても意外と簡単に入ること。メーカーにもよるのかもしれませんが、ここまで大きいテントだと、きっと収納袋はしまいやすい素材を使っているのでは、と思いました。
焼き物は難しい(BBQはムリかも)
テント内があまりに暖かいのでずっと中にいたいんですが、焼き物はやっぱり出来ないですね。両サイドがすべて開く設計なので開けば可能ですが、冬は暖かさが優先なので……。
うちは今回はおでんとしゃぶしゃぶにしました。匂いもほとんどつかないし、暖かいし。
冬は匂いの少ないお鍋系のメニューがいいと思います!(煙の匂いってすぐついちゃうんですよね)
夏にも大活躍
このテントは冬に最高ですが、夏にもかなり期待出来る作りになっています。
全面開口出来るタイプなので、すべて全開してしまえば、タープのような役割になります。
しかも!
タープは陽の傾き具合によって陽が直撃するので椅子を移動しなければなりません。
面倒なんですよね、これ。陽の位置が下がってくると日陰の部分がほとんどないじゃん、ということにもなります。
が!
このテントは、陽が直撃してきたらその方向の入り口を閉じてしまえばいいのです。
椅子を動かす必要もなし!
お日様の動きに翻弄されることなく楽々日よけ。
しかも、夏は通常テント + タープの組み合わせになるのですが、
このトンネルテントはこれひとつでテントとタープの2役を兼ねているので最高です。
夏に使用するのも今から本当に楽しみです!
定番のコールマン。作りがしっかりしていて、デザインもやはりいいですわ。今回うちは憧れの白を購入しましたが、意外に殺風景な感じになっちゃうんですよね。カラータイプだとまんまでカッコいい感じに。
リーズナブルながらもしっかり品質の「テントファクトリー」。買ってみたい!というのをすぐに叶えてくれるお値段設計がやさしいです。
↓これはちょっとお高いですが、おしゃれキャンプをしたい方にはかなり満足度が高い一品。ワンポールテントと呼ばれ、シンプルな作りで 設営も撤収も簡単(←これ重要)です。最後にセンターの棒立てればスッと立っちゃう!実際キャンプ場で目撃した時には感動しました。うちも、次はこのタイプにも挑戦したいと思っています。汚れがつかないか不安になっちゃうけど、白かオフホワイトは憧れます♪
②ストーブ
いくら優秀なトンネルテントでも、陽が落ちるとテント内は一気に冷え込んできます。
ここからが本当の冬キャンの勝負が始まります。
でも、今回、やっちゃったんですよね~。
家にあった石油ストーブを持って行ったんですが、これが6畳~8畳用のものだったんですね。
今回のトンネルテント(2ルームテント)は、このストーブには広過ぎたのです……。
家にちょうどあったからいいや、何とかなるでしょ。と持って行ったのですが、
これが、もう、もう、
寒いの・・・
ストーブの周りは暖かいし、陽が沈んでから2時間程の間はまだ「あったかいね~」なんて幸せに浸っていたのですが……。
その後、わさわさとレイアウトを変更して家族全員がストーブ周りにぴったり付けるような位置取りに。もう、ストーブの周り1mくらいしか暖かくないの。
外から中に入るとさすがに暖かいんですが、つかの間の話。
良く調べればわかったことなのですが、持ってるストーブで乗り切れるなら、って甘い考えでした 😳
そこでいろいろなベテランの方々の意見を参考にしてたどり着いたのが、これ!↓
6畳用のストーブはほ~んのりう~っすら温まるのですが、それが「反射式」と呼ばれる仕組みのせいもあるみたいです。前面と上側しか暖かくないんですよね。
このトヨトミのストーブは17畳用!しかも360度全方向が暖かいんです!
どれくらい暖かくなるかというと、今回の大型トンネルテント(2ルームテント)で氷点下での使用で、テント内は30度以上の室温になるそうです!!(←真夏じゃん!)
かなりぽかぽかで、クッカー使えばご飯も炊ける、餅も焼ける(汚れには注意)、
きっとピザも焼ける(汚れには注意)、鍋かけて料理も出来る、
鉄製の湯たんぽも温められる、いやいや、もう書き出したら
夢が広がり過ぎてにやにやにやにやしてしまいます。
燃費は15~19時間!
1泊だったら、かなり豪勢な使い方をしても大丈夫ですよね。
2泊3日でも、日暮れて寒くなってから寝るまで使っても十分でしょう。
実際2泊3日使った方は1日6時間使用×2日で、まだ燃料は余ったんだって!すごい!
やばいやばい、ほんとに素敵過ぎます!
絶対手に入れなくては!
黒もカッコいいです!ま、迷うわ~!!大人のキャンプ、って感じだと黒が締まりますよね。汚れにも強そうだし。まあ、暖かいのが最大の売りですがね。
換気には注意!
ストーブの使用で注意しなければならないのは、換気です。
知らない内に一酸化炭素中毒になることもあります。
一酸化炭素中毒症状は本当に怖いのです。軽傷では頭痛やめまいなど、風邪の初期症状のような感じなのでなかなか気付かず、そのまま症状が進むと意識はあるが身体が動かなくなったり、濃度の濃い一酸化炭素を吸入してしまうことで突然の昏睡状態に陥ることも。
怖い・・・。怖いですね。
↓一酸化炭素チェッカーで確認してくださいね。目安という観点で考えて頂いて、定期的に換気はしましょう。結構お高いものはお高いので、自分の目で見てくださいね。
③椅子カバー
椅子に長いこと座っていると意外に背中や足元が冷えてきます。
アウトドア用の椅子って、撥水の良い素材を使っているので夏は涼しくていいのですが、冬だとひんやりするんですよね。
おしりと太もももじわじわと冷たくなっちゃいます。
それを防いでくれるのが椅子カバーです。
それも、足元が長~いタイプ。
大概、前面というのはストーブに当たっていたり、焚火に当たっていたりしますが、
後ろ側、つまりふくらはぎ側はノーガードで冷気が直撃!
この足元後ろからの冷気を遮断してくれるのが、このタイプ!(↓)
背中、おしり、太もも、ふくらはぎを後ろ側からの冷気からしっかりと守ってくれます。
裏側は何とアルミ蒸着の断熱使用なので、温まった温度をいい感じでキープしてくれます!ぱかっと椅子に被せる簡単装着タイプで、もちろん洗濯もOK!インディアンデザインはキャンプに良く合います。椅子カバーは地味に役に立つんですよ。
④ブランケット
ブランケットひとつでまたぬくもりが変わります。あなどれないんですよ。
今回家族それぞれに1枚ずつブランケット(普通の、いわゆる “ひざ掛け” )を準備していたのですが、これでも結構役に立ってくれました。
しかし、陽が落ちてからの急激な気温の低下に抗えるものではありません。
これは冬キャンを制するためにも考えなくては!
で。いろいろいろいろ見て「これだ!」というのが
ホットウォームブランケット です!
人間の身体から発せられる熱を蓄えて、ずっとぽかぽかになるという素晴らしい商品!
電気製品も暖かいのでもちろん使用したいのですが、電気製品だとバッテリー問題からは逃れられないですよね。
でも、自分の熱を利用して暖かくなるって……、もう文句なし!
素材は、熱収集蓄熱素材!!←この文字見てるだけでもう既にあったかい。
表地は 厚手ナイロン素材、裏地はボア生地。ほんと、文字見てるだけでぽかぽかしそう。すげ~!
サイズもS・M・Lとあります。
ひざ掛けには余裕を持ってMサイズ(120×80㎝)を用意すればいいと思います。
(寝具に使うならLサイズ(178×123㎝)で余裕だと思います。これがあれば快眠できそう!)
ロゴス フリースチェアカバー と このブランケットがあれば、椅子に座っている間の防寒は完璧じゃないかな?!極寒で焚火しててもいけそうです!
Mサイズでも小さい子2人がシェアできるくらいの大きさ。 大人一人で膝周りに巻き付けて使用するにも十分な大きさがあります。 肩周りに羽織っても暖かそう~! ちょっと高めだけど、費用対効果はバッチリじゃないでしょうかね。 |
④湯たんぽ
まとめ
1.トンネルテント(かまぼこ型テント)
2.ストーブ
3.ブランケット
4.湯たんぽ
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