コミックゼノン アンサング・シンデレラ 病院薬剤師 葵みどり
いや～。『病院薬剤師』とか。
正直どうなの？ 奇をてらい過ぎなんじゃないの？
みたいに思っていました。
新型コロナで放送開始が遅れて、7月16日からの放送となりましたが、
録画だけとりあえずしていて、観ていませんでした。
その間に、
“あり得ない設定”
“越権行為が行き過ぎる”
“低視聴率”
“石原さとみがイキり過ぎ”
“薬剤師を凹ませる”
“医師があきれてる”
とか。
「なんだかんだ文句が溢れているな～。つまんないのかな～」
『その業界』の人から見たら「ありえね～よ」と思われることって、
業界ドラマにはあるあるですよね。
私もある業界に居た時に、自分の業界をテーマにしたドラマを観たことあります。
その時、私、思いました。
「馬鹿いってんじゃね～よ！ 毎回毎回こんな早く帰れるか！」
「そんなおしゃれな業界じゃね～し」
「毎回こんな素敵な店で飲み会するような給料じゃねっつの」
「おいおいクライアントはそんなんじゃないぞ」
心の中では突っ込みの嵐でございました。 ええ。
でもね、全部観ちゃったのよ～。
なんだかんだで、自分の居る業界のお話ですからね。
突っ込みするのも楽しいんですよね。実は。
ネットの評判では上から見ると批判的な感じが多いんだけど、
どうしてそうなっちゃうんでしょうかね～。
ドラマですよ。そこまで深刻にならなくても……って思いますがね～。
私の感想としては、
「フツーに面白いんだけど」
です！
確かに、こんなに1人の患者に入り込む医療従事者はいないよ、って思います。
おいおい、みんなで飯食う回数多すぎ、とか。
忙しい割には全員借り出して野球とか。うん？ってとこも。
でもまあドラマだし。
展開のために必要なことも、盛り上げる為に必要なことも、あるっしょ。
それに、肯定的なワードで検索かけてみると、
実際の病院薬剤師さん、ドラッグストアの薬剤師さん、
薬剤師さんにお世話になっている看護師さん、
現在、薬学部に通っている学生さんなど、
いわゆる現役さんたちの多くが、
「現場そのまんま」
「泣きながら観ました」
「医師の姿勢がリアル過ぎ」
「思っていたことを描いてくれて嬉しかった」
「薬剤師の仕事を改めていい仕事だと思えた」
「あり得ないと言われることも意外に病院薬剤師にはあるあるです」
「どうかと思う部分もあるけど、この業界を知ってもらえるなら嬉しい」
と、自分たちの世界を知ってもらえることに喜びを感じる人も多いみたいです。
この業界を知らなかった人々からも、
「こんな風な大変さがあるとは知らなかった」
「薬剤師さんの大変さがわかった」
「病院に行くと、調剤部が気になるようになった」
「薬剤師はすごい」
「予想よりも面白かった」
という好意的な意見も多数。
ドラマなので確かに誇張したり、付け加えたりって部分はありますが、
これはこれでいいのではないでしょうかね～？
てゆうか、ドラマとしては単純に面白いです。
石原さとみがやっぱり何度見ても可愛いし。
いやあ、この人、なんでこんなに可愛いんですかね。
女性のいいところがいっぱい詰まってるのに、嫌味がまったくないんですよね。
女性ファン多いのがわかります。
私個人的には、田中圭が良かった。
お人好しの調子いい可愛い……みたいな役もまぁいいんですが、
田中圭はこういうちょっと男気のある感じが魅力的ですね。
今回は他のドラマもコロナのせいで放送話数が減ってしまったりしてますが、
「アンサング・シンデレラ」には是非頑張って頂きたいです！
成田凌（ドラッグストア薬剤師）との今後も気になります。
この人もほんと演技がいい味出してますよね。
原作は漫画なのですが、こちらはドラマとはまた違った感じらしいので、
そちらも気になるところですね！
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