実際にやってみた！セカンドオピニオン【体験談】～その5～ のつづきです。
《目次》
1. 診療情報を盗み見る
前回主治医ノーマル先生との対決を果たした私ですが、
次はいよいよジニアス先生と会う段取りをつけなければなりません。
ノーマル先生は、ぷん！ってしてましたけど（多分）、
面談から2日後には診療情報らしきものが入った封筒を郵送してきてくださいました。
診療情報と思われるものはジニアス先生宛の封筒の中にがっちり封印して入っています。
これはジニアス先生宛のもの。
患者が見るものではなさそうです。
でも私は気になりました。
人の話をあまり聞かない、持論を通すためなら多少の嘘もついちゃう、
あのノーマル先生のことです（実際、ジニアス先生が仰ってはいないことも
「そう言ってましたよね」とか言ってくることもちょいちょいありましたし……）、
何だか自分に都合のいいことばっかり書いてんじゃねぇだろうな……。
気になってから1分後には開封していました。ええ。
開封しやすいのりで助かりました。
考えてみれば、自分の身体のことです。
見たところで何の咎められることがあるでしょうか。 ぷん！
ペラッと2枚の紙。
ん？ これが診療情報なの？ ずいぶん少ない……。
1枚目の『Report』という紙には英語と専門用語と数字で何やら書いてあり、
どうやらノーマル先生が施術してくださった3回目の心房頻拍の手術の経過および
結果が書いてあるようでした。
きっと、これが全然関係ない先生に送るものだったら、
もっとたくさんの情報が必要だとは思います。
前主治医に送るものなので、ジニアス先生が担当を離れてからのことが
わかればいいってことなんでしょうね。
でもそれにしても、こんなもんでいいんだ、って拍子抜けしました。
2枚目は紹介状です。 はい、注目～。
平たく書くと、
『この患者さんがもう赤ちゃんはあきらめるってことだったので、抗凝固薬をやりましょうって僕は説明したんです。でも、それを今回突然くつがえされたんですよ。薬が必要だって、ちょっと言ってやってください（僕が何か間違えたとかぢゃないですからね。ぷん！』
こんな感じでした。
…………。
おい！
私、あなたに “あきらめた” なんて一言でも言いましたっけ？
いや、言わない。
どうなっているのですか、君の思考回路。
妖精でも飼っているのですか？ 何か耳元で別のものに変換されたのですか？
やっぱりこの先生から抜け出さなくちゃ！！
決意を新たにしました。
2. セカンドオピニオンの予約を入れるまで
さて。
納得いかないとはいえ、診療情報と紹介状を手に入れたので、
早速セカンドオピニオンの予約を取り付けようと思い、ジニアス先生の病院のHPへ。
電話ですぐに予約を取れるのかと思ったのですが、手順がありました。
各病院で流れも違うかと思いますが、私は今回こんな感じでした。
セカンドオピニオンの予約の手順
1. まずはセカンドオピニオンを受けたい病院のHPから
『セカンドオピニオン外来申込書』をダウンロード
2.『セカンドオピニオン外来申込書』に記入
3. 病院へFAX
4. 病院から電話連絡がくる→先生の都合などを見て、予約
『セカンドオピニオン外来申込書』は、
「患者情報」「疾患名」「相談の具体的な内容」などを書きます。
この「相談の具体的な内容」はしっかりと書いておいた方がいいです。
箇条書きなどにして、先生がわかりやすいように、ポイントを絞って書いてください。
まずは
・いつ頃発症
・行われた処置
・その後の経過
などを簡潔に書きます。
だらだらと私見などを途中に入れないこと。 わかりにくくなります。
あくまで起ったことを時系列で書いた方が良いでしょう。
後半には自分の切実な思いをぶつけてもいいかもしれません。
どうしてもこれが気になるからご意見を伺いたいのです！ という気持ちですね。
行ってから考えて相談すればいいや、ではまかり通りません。
なぜなら、分給1000円ほどの相談料が発生 するからです！
3. セカンドオピニオンの料金
『セカンドオピニオン外来申込書』をファックスしてから数日後。
ジニアス先生の病院から電話で連絡がありました。
いよいよ日取りの設定です。
日取りはこちらの都合ではなく、先生の都合で組んでもらう形になります。
平日ですので、忙しい方はなんとかそこに合わせてお休みを取るなり
しなければですね。
料金ですが……。 いや～。
すごいです……。
《セカンドオピニオン料金 ※病院により多少異なります》
| 30分 | 33,000円 |
| 45分 | 44,000円 |
| 1時間 | 55,000円 |
まあ、かかるだろうなとは思っていましたヨ？
3万円くらいはかかります、みたいのもネットで見ましたしね。
しかし、いざ目の前に提示されると
うわぁ～……
ですわ。
1分1000円くらいですわ。
正直、庶民にはかなり厳しい金額です。
でも、ここまできたらやるしかない。
というか、もしやらなければ一生後悔する。
自分の身体のことです。
赤ちゃん、最後まであきらめたくないです。
結局は一生服薬という問題よりは、
赤ちゃんをあきらめるっていう方が問題です。
最後まであがこうと思います。
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