【体験 主婦パート_01_その1】イベントお手伝い?→営業じゃねぇか。

日記

別にパートを辞めるつもりで始めるわけではないのですが、

一応ナンバリングしてスタートしてみました。

挫折した数だけナンバーが大きくなるシステムです。

でも、やるからには(一応)所懸命取り組んでいこうと思います。

 

本当はひきこもりたいんですけど

基本的に私は完全家で仕事のタイプ(理想)ですが、

いや~、思うようにはなかなか稼げないし、でもお金は必要だし、

うつうつして逆にやりたい事に専念できないし、

近々にお金がかかる事が控えていて……。

てっとり早く外でバイトしてやれ、とイヤイヤ重い腰を上げてみました。

 

 

《目次》

1.イヤイヤですが、仕事探し

2.怪しい説明会

3.とりあえずお金

 

1.イヤイヤですが、仕事探し

1.イヤイヤですが、仕事探し

 

『主婦JOBパート』『Indeed』『タウンワーク』『ママワークス』とか、

丁寧に探してはみるのですが、ピンと来るのって全然ない。

(そもそも、ピンと来るものがないから家で好きなことして稼ぎたいんですよね)

 

一番「うげ~」と思うのが、

 

“みんなわきあいあい”

“若いパワーあふれる職場です”

“やる気がある人大募集”

“一緒に成長しませんか?!”

 

こんなワードですね。

ううっ! こっちは淡々と仕事してお金が稼げれば良いのです。

わきあいあいとか、若いパワーとか、やる気とか成長とか、ほんとにどうでもいい。

地味にコツコツやって静かに去れる。そんな職場に、私は行きたい。

 

極め付きは、“履歴書持参” の上、“志望動機が必要” ってやつです。

百歩譲って履歴書は仕方ないにしても(身元はある程度わかってた方が安心でしょうし)、

志望動機っていります?

 

パート・アルバイトじゃん。

『正社員登用あり』 ってとこならば、仕方ねぇなと思いますが、

時給も最低賃金ギリギリの主婦パートに何故それを訊くのか?

 

 

お金が欲しいからに決まってんじゃん。

(ドス黒い気持ち)

 

体裁を取り繕った志望動機の向こう側に、その人の人となりのようなものを

見出そうとしているのでしょうか?

面倒臭いな~、って思っちゃうのは私だけでしょうかね。

 

文句ばっかですが、結局何が言いたいかというと

「怖い」ですね。

外で働くということからブランクはありますし(短期間でやったりってのはありましたが)、

賢くも若くも向上心もない持病持ちの子持ちの主婦が、

このコロナ禍の荒波を必死に泳ぐ企業に、いったい何を貢献できるというのでしょうか、と。

 

主婦のバイトなんて「誰でも出来る仕事」って言われますが、

世の中そんなに甘くないと思います!

今やコンビニ店員さんなんて、やる事が多岐に渡り過ぎて

「神」レベルのスキルがないとダメだと思いますし(少なくとも私からすれば「神」)、

よく募集されているので入るのに敷居が低そうな介護関係なんて、

あれこそ心身ともに究極の奉仕レベルだし(本当に、介護職の人達の賃金は

もっと上げないと。国が大きく負担すべきですよね)、

スーパーやドラッグストアの店員さんだって、棚卸、掃除、レジ(←私は金系無理)とか、

覚えることやる事いっぱいあるし、

お弁当とかさ、清掃とかさ、ファミレスとかさ、すべての職種に気の遠くなるような

距離と壁を感じるんですわ。

 

まあ、つまりは、やりたくね~な~、って気持ちでいるからなんでしょうが。

どうしようもない人間です。 はい。

 

 

でも今回はちょっと別のこと考えて仕事を見つけようと思ったんですね。

 

それはつまり、外で散々な目に遭うことによって、

「絶対家で仕事してやるぅぅぅ!」

って強いモチベーションに繋げられるかも、って。

どうせ社会不適合のひきこもり願望肥大主婦です。

使い物になるわけもないので、きっと大変な目に遭うはずです。

それをバネにしつつ、こうしてレポートに出来ればそれはそれで良しかなって。

 

2.怪しい説明会

2.怪しい説明会

 

後は勢いです。

先に挙げた、

“みんなわきあいあい”  “若いパワーあふれる職場です”  “やる気がある人大募集”

“一緒に成長しませんか?!”

ってのは確実に避けるとして、もう、なんていうか、


“シニア応援!”

くらいの落ち着き具合が狙い目!

 

ということで、今回はイベント関連の、何か良くわかんないお手伝い、

みたいな(←ほんとテキトー)?

そういうのに応募してみました。もうあまり考えたりはしません。

逆に失敗もレポートに出来るからそれはそれでいいのだ! というノリですね。

 

応募して2日後に応募先企業から電話連絡がありました。

私はテキトーに面接して~ぇ、なんて思っていたのですが、

ほぼ1日がかりの説明会がある!(まじかよ)とのこと。

何か失敗したかも……?

いい加減な気持ちで申し込んで申し訳ございません的なとこですか?

しかも、昼食付ってことらしく。

 

ん? 昼食付?

 

そこに怪しさをフンワリ感じたのは、無駄が多いながらも、一応

長年生きた私の経験値の成せる技だったのかもしれません。

私の説明会は1週間後に設定されました。

思ったよりも気軽ではなさそう。

 

1週間後。

説明会は一応身綺麗な恰好で臨みました。

駅から専用のバスが出ています。 うう。何か大仰。

バス内は冷房は効いていますが、換気の為所々窓が少し開いています。

コロナ禍での就活は初めての経験なので、なんだかそれも新鮮。

第2波が騒がれて久しいこともあり、こういった対策は当たり前なんだなと感心。

数分で説明会会場へ。

 

大きくてきれいな建物で、何となく安心。

なんでしょうね。人間って。

大袈裟なんじゃ! サラッと簡単に雇えや!  って気持ちは変わらないんですが、

雇主の規模が大きそうだとホッとする、ふう。

でも、だからこそ、私の中の “怪しさアラート” は消えないままでした。

好条件過ぎるんですよね。

突然の家庭の事情にも対応、時間の融通も随分ときく、未経験OKで特に要望もなし、

正社員登用もあり。慈善事業でない限り、なかなかない条件では。

 

そんなこんなで説明会。

午前中。会社概要。どんだけ大きいか、しっかりしてるか。

ランチ。素敵な大食堂みたいな場所で美味しいご飯を食べる。

午後。仕事内容説明。さあ。ここからが本番です。

 

思った通り、なんだか怪しい。

遠回りな説明からの、ぼんやりとした営業業務の話。

「今は携帯電話の時代なのでこれはやってないですが……」

と言いながら、テレホンアポイントメントという項目をさらっと流す。

 

 

なんだ、やっぱ営業じゃねぇか。

 

そうなんだよね~。営業経験あるからわかるんですが、

この首尾一貫して漂う無理めのポジティブシンキング、

始めにいい思いをさせることで囲い込む感じ、

営業現場のにおいがプンプンでした~。

 

でも、営業未経験の方とかはこれに全く気が付いていません。

「結局、仕事って何するの?」って段階のまま止まっています。

まあ、あれだけ核心を真綿で包んだような話し方してたら

煙に巻かれてしまっても仕方ないかも……。

 

私、営業は嫌なんですよね~。

ウソをつかないといけない場面が多いですし、

若い時はわけもわからず飛び込んでみましたが、

今のひきこもり願望マックスの自分が戻れる世界ではありません。

なので、断ろう! って思って途中からもう話は上の空。

でもどうしようかな~……。この先お金が入用だし……。

早く帰って別の仕事探さないと。

 

3.とりあえずお金

3.とりあえずお金

午後の説明が終わり、社員さん(?)が1人1人に意向伺いに。

私の所に来たのは「あ~、この人営業なんだな~」ってすぐわかる感じの

元気な人でした。

こっちがいろいろと断る理由(ネガ)を出すんですが、

次々と消してくださる。さすが営業です。

まあ、全部が全部そんな都合いいとは全く思わないのですが、

綺麗な場所で~、ご飯食べさせてもらっちゃって~、という引け目?

やっぱお金……という気持ちは話している内に膨らんできて……。

 

 

やることに決めてしまいました。

結局は向こうの思うつぼって感じでしょうかね~。

ま、ダメだったら、やりながら他の仕事探そうかなくらいの気持ちでした。

「全然お手伝いとかじゃねぇじゃん!」という仕事内容に

くらくらするのは就業後すぐのことでしたが……。

 

【体験 主婦パート_01_その2】ああ、やっぱり営業…… へつづく

 

癒されたい!!

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