実際にやってみた!セカンドオピニオン【体験談】~その2~ のつづきです。
《目次》
「心房細動」「心房粗動」「心房頻拍」と、
3回 の不整脈の手術 を受けた私ですが、
手術での根治(完全に健常状態。服薬なし)を目指してやってきました。
それが、主治医から突然「一生薬を服用してください」と言われてしまい、
ガックリきてしまったわけなのですが……。
1.その薬使うと子供はもう無理
この薬は『抗凝固薬』と言われるもので、血液をサラサラにして、
血栓などができるのを防ぐ目的で服薬するもの。
不整脈がある人には脳梗塞のリスクがあります。
なぜなら、心臓が血液を正常のリズムで送り出すことができずに
淀みが発生し、血栓ができやすくなるのです。
それが血流に乗って脳に飛べば、脳梗塞になります。
それに、不整脈は手術をしても再発の可能性はあります。
なので、ノーマル先生の仰ることもわかるっちゃわかります。
しかしね。
あなた、言ってましたよね。
薬による根治は望めないので、手術による根治を って。
根治の定義ってなんなんだ~……。
手術したら、なんでもできますよ。
お酒もバンバン飲めますよ。
(※これは後日、「バンバン飲んではダメみたいです」と訂正あり。
さすがに、バンバン飲んだりはしませんがね。でもね。こういうとこなの。
こういう、何かテキトーな発言とかも、ちょっと……ね~)
とか言ってましたよね。
それって、完全に健常ということで、
根治っていうのはそういうことなのでは?
前主治医、ジニアス先生が手術での根治を真剣に語っておられたので、
やはり、私と家族はそちらの光をいつまでも見てしまうのです。
ノーマル先生には、
「一度家に持ち帰って家族と話しをしてきます」というとこで止めました。
この薬を再開する件で最も私を悩ませたのは、やはり「子供」です。
子供ほしい……
抗凝固薬はいろいろな種類はありますが、子供を望む女性にとっては
その影響は不明なものが多いのです。
抗凝固薬の一種「ワルファリン」という薬では、症例として胎児の軟骨形成不全、
出血異常や死亡などが報告されているため、完全にアウトです。
まあ、年齢的な面でもすでにかなりアウトなんですが、
それでも月経のある内は完全に諦めることはできません。
ということで、その件については保留のまま、
2週間後に面談の予定を入れて帰宅しました。
2.やっぱり子供ほしい
その日、帰宅した夫に相談。
私は正直、身内に脳梗塞で亡くなった者もいたので
楽観視はできない気持ち。
しかし、うちは1番目の子もいわゆる高齢出産だったのですが、
夫は全くブレずに次の子待ち。
「一生薬」に関しても「聞いてね~よ」、と一蹴。
「手術で根治だろ」というのも変わらず。
そう言われると、そうだよね、そうだよね! となります。
特に、私と同じ年の人の吉報を聞いたりすると、
やっぱりあきらめられない~ となります。
もう5~6年待ってますので……
ここまで待ったら、待てるところまで待つしかなし。
と、方向性は決まったところで、現主治医ノーマル先生に
反旗をひるがえす形となってしまうのでした。
実際にやってみた!セカンドオピニオン【体験談】~その4~ へつづく
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